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ミズエラブ

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夫婦で映画「Les Miserables」を観て来ました。

初めて「レミゼ」のミュージカルを観た時は、
あの若者たち(お兄さんお姉さん)に憧れて、
20代半ばに観た時は、恋愛の部分にフォーカスしたし、
出産してから観た時は、子どもを想う母の気持ちになったけど、
今回は晩年のジャンバルジャンの気持ちが痛いほど伝わったのね。

そして、マリウス達を息子のように感じるなんて・・・。
(レミゼを歌うYAをホームステイさせているという事もあるだろうけど)
自分が齢をとった証拠だよね。


映画だからこそ出来る壮大な表現がちりばめられていて良かったです。

特に、上からのカメラアングルの多用、あれは神様目線というか
映画そのものが最初から、天に召されたジャンバルジャンの回想なのかな。
と思いました。

ほぼ満員だった映画館ですが、

席を立てないほど 泣いていた人と
「全然分からなかった」「ただただ長くて面白くなかった」って
ぼやいている人に分かれていたのが印象的でした。

レミゼをよく知っている人には、たまらない映画だけど
「話題作だから」と予備知識なしで観ると、難しいのかもしれないです。



そしてそして


あれだけの世界を、【セットなし】で、たった一時間に凝縮して
しかも【素人】の【日本人】中高生に表現させてしまう
真澄先生の凄さに改めて鳥肌が立ちました。

帰宅後、夕飯のしたくもせずに、マーブルズ発表会のDVDを
何度もくりかえし観ました。

去年、マーブルズ生徒のちっちゃいこどもたちが
「レ・ミゼラブル」って言えなくて
「ミズエラブ」って言ってて
「瑞江らぶ?」昭和歌謡か?って笑ってたけど。


注:瑞江とは、江戸川区にある駅の名前です。


すごいよ「ミズエラブ」も!


エポニーヌ役、泣きながら♪「On my own」を歌ってました。
完全にあの世界を理解して歌ってたよ~。


1人が突出して上手なんじゃなくて 全員が上手い。


マーブルズの発表会には来られかった夫が、初めてDVDを観て
「なんだこれ!? すげーな!」って驚いていました。



あ、映画「レ・ミゼラブル」の感想が、ミズエラブの感想になっちゃった。
by ShinobuYuhara | 2013-01-06 09:59 | 人として
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