人気ブログランキング | 話題のタグを見る

今ここを真剣に生きていますか?

今ここを真剣に生きていますか?_f0089225_0201073.jpg


「今ここを真剣に生きていますか?」 長谷部葉子著  講談社

(メモ)

◆まえがき

時間には限りがあります。
当たり前のことですが、その限りは命の「終わり」という形で必ず訪れます。

人は生まれた瞬間から「死」に向けて歩き始めます。
ゴールは「死」です。

これだけは「公平」に、どうしようもないほど「平等」に訪れます。
これだけは「確定」しており「保証」されていることです。

ただ 予想できないのは、それが「いつなのか」ということです。
そして大切なのは その終わりを「どのように迎えるか」
ではないでしょうか。

★まず「終わり」は、決して自分で決めて「終わらせてはいけない」
ということ。「終わり」は待つものであるということ。

そのためには。「今」「ここ」をどれほど真剣に「生きているか」
ということ。


◆第一章 迷いから抜け出す

「おいしい食事をつくる」

「おいしい食事」がつくれる人の多くは、社会から求められ、
いろいろな人の中で「やりたいこと」「やるべきこと」に
出会うチャンスに恵まれます。

相手が喜ぶもの、ほんとうに必要としているものを理解できる人だから。
自分が大切にされていることを知っていて感謝できる人だから。

★誰かを大切にすることに喜びを見出せる人は、社会からも大切にされます。

★人、そして自分と向き合う力こそ、あなたが社会で行きぬく力=社会力なのです。


「ホームを整える」

★自分の家の居心地をよくできない人に、人の家の居心地をよくすることは
できません。

★自分を幸せに出来ない人が人を幸せにはできません。

本気で社会貢献したいと考えたとき、まず自分の住居をきれいにし、
整え、栄養バランスのとれた美味しい食事を用意することから。

社会の最小単位は「家」なのだから。


「生活リズムを整える」

「悩み」や「迷い」から抜け出したければ、考えるより先に
まずは生活のリズムを整えてください。


◆第二章 夢を見つける

ときには「世間」の声に耳を塞ぐ

★本当の社会性とは、ありのままの自分で、人と向き合うことができる力。

実際に社会に出れば、平均化された人間が必要とされないことは
すぐにわかる。


「世間」の声に価値はない

「自分の言葉」をもつ

毎日お母さんに作ってもらうお弁当の中身を説明するようになってから
飛躍的に国語力が伸びた女の子の話。

「自分の言葉」で話せるようになれば、社会に出てから、
それがあなたの強みになります。


「夢」は明日叶えるもの

「自分の言葉」で話すためにはさまざまな経験をする必要がある。
「勉強」だけをしていると 知識や情報は誰かのものなのに
自分のものだと勘違いしてしまう。

「将来の夢は?」と聞くと具体的に答えられない。
(なにかクリエイティブな仕事がしたい など壮大であいまい)
それは夢じゃなくて大志 
大志を持っているといくらでも自分に言い訳ができてしまう。


「やりたいこと」の見つけ方
「やりたくないこと」「嫌いなこと」を全て書き出してみる。

★役割のない舞台にしがみつかない

人生は短く、ときには走り去る
「やりたいことの本質」=「限りある人生でこれだけは手に入れたいと
願うもの」

先送りにしない


◆第三章 真のコミュニケーション

「受け止める力」を身につける

なじむために同化する
自分を家具だと思う

★受け止める力=相手のフィールドに入ることを許してもらえる能力

人間関係の入り口をつくる、とても効果的な方法です。


相手と仲良くなりたければ 心地よいオープンスペースをつくる
(他人が入れるスペースを自分につくる)


「正しく発信する力」を身につける

「お互いにとって学びがあり、面白い関係」を提案することが
コミュニケーションの肝。

正しい発信力を身に着ければ、どんな交渉ごとでもスムーズに進められる。
社会に出たときに、この力ほど、あなたを自由に羽ばたかせてくれるものは
ないでしょう。


もっと議論していい

★相手を尊重しながら本音をぶつけ合うのが理想的な議論。



「導く力」で自分も大きくなる

仕事で利益を出し続けるには、後に続く人を育てることが必要です。
ピア・ティーチング(模擬指導)


人間関係をあきらめない

ただありのまま向き合うこと そして 
ありのままの相手を受け入れられるまで、その関係を継続すること。
相手の下へ戻り続けること、訪ね続けることが必要です。

★ほんとうの仲間や友人は、そうやって手に入れるもの。


孤独な時間をつくる

「自分」のなかの「自分」のケアは、いったい誰がしているのでしょう?
「自分」の声が聞けるのは「自分」だけ。

孤独=自分をケアする時間

★あなた自身が粗末に扱っているあなたと誰が親しくなりたいと
 思うでしょうか?


「交流筋」を鍛える
(適度な負荷と継続)


負け癖をつけない


◆第四章 夢を叶えるために

覚悟を口にする

失敗の数だけ成功のありかは鮮明になる

★いちばん身近な異文化コミュニケーションの場は、海外ではなく「世代」
です。できるだけ違う世代の人と積極的に関わって相手をうまくやっていく
ことを試みるのは「成功」を実現するための秘訣中のヒケツです。


自分自身のトレーナーになる

保障を捨てる

がむしゃらにやりつくす

続けるのがラクなものが「適職」
★「好きなもの」の中から「発想が枯れそうにないもの」を選ぶのがベスト。


夢を「固定化」しない
イメージを固定化すると、選択できる幅や可能性を自ら狭めてしまうことに

「縁」を信じる
その縁に乗ってみる


★いい家庭をつくる
「賢く、生命力の強い子供を育てる」
あなたはどんなことでもできる


貫き通せる楽しさを知っている人=いつか社会で重要な役割を与えられる


◆第五章 社会貢献という隠れ家

「社会貢献」という幻想は捨てる
謙虚な気持ちを忘れない
ツアーボランティアに意味はない
自分探しの名目でボランティアを行う人は押し売りをしているのと同じ。

★身近な人の苦しみに目を向ける

社会貢献の意味を知る
きれいごとでは成り立たない

お金を毛嫌いする人は、ボランティアや社会貢献を美化しすぎて
ものごとを動かす「仕組み」の本質を見ていない

継続すること
「ただ体験する」ことの無責任さ

以上


メモのはずが結局 異様に長くなってしまいました。
ここまで読んでくださったあなたは素晴らしい。
ありがとうございます。


http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8A%E3%80%81%E3%81%93%E3%81%93%E3%82%92%E7%9C%9F%E5%89%A3%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E3%82%84%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%B8-%E9%95%B7%E8%B0%B7%E9%83%A8-%E8%91%89%E5%AD%90/dp/4062178435
by ShinobuYuhara | 2013-02-27 00:20 | 人として
<< 都道府県かるた中 いらっしゃいませんか? >>