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お別れの会



4月12日 大好きな大好きな岡田有子先生のお別れの会に参加してきました。

こんなふうになりたいなと思える憧れの女性でした。

かっこいい人、素敵な人、魅力的な人は大勢いらっしゃいますが

これほど茶目っ気たっぷりで、笑顔がかわいらしくて
華奢な身体にあふれるバイタリティ、
そして包容力を持つ人は
他に知りません。

サクラメントでの楽しい授業
心地よい ご自宅でのホームパーティ
有子先生の美味しい手料理。

年2回、日本でのワークショップ。
帰国するたびにデートしたりお食事したり。

「しのびん、あなたと仕事がしたいわ。」

とおっしゃって下さり企画された泊りがけのコラボイベント。

渓山荘HP↓ (下にスクロールしてください。)
http://keizansou.com/?page_id=689

お盆で集客がままならず、お父様の介護もあり
イベントは11月に延期に。

9月にお父様を看取った後、帰国した有子先生は
自身の体調不良は介護疲れだと思って

病院に行ったら、11月に手術をすることになり 
延期していた日本でのイベントは白紙に。

手術直前、病気が悪性のものだと分かり
それでも前向きに病気と向かい合う決心をされて

「痛みが軽くなるよう祈っててね」と言われて

年末も年明けも メールで励ましたり
PC上では元気なやりとりとしていたのに

2月4日(火)14:40
姉は静かに天に召されました。



妹さんからの訃報が届いても信じられず、涙が出てきませんでした。

ちゃんとお別れもしてないのに、ただ亡くなったと知らされても
受け入れられず、ふらふらと有子先生にメールしたり
これまでのメールのやりとりを読み返したり、

Facebookにログインしていないかな?とか
更新されてないかな?とか
チェックしたり

そんな中、

「葬儀はアメリカで済ませてしまいましたが、お別れの会を
日本で開催することになりました。」

と 妹さんから、お誘いをいただいて参加しました。

お別れの会_f0089225_15283044.jpg



会場で祭壇を見た途端 現実がうわーっと押し寄せてきて
それからは3時間、涙が止まらなくなり
しばらく嗚咽してしまいました。

お別れの会は とてもあたたかく心のこもった会で

会場の雰囲気はまるで結婚披露宴みたい。
円卓に血縁者と幼馴染と親交の深い人達が座り

赤の他人の私を入れていただけて本当に光栄で、恐縮でしたが

闘病中のエピソード 病院でもみんなの人気者だったとか

有子先生が、どれほど周りから愛されていたか、
小さい頃はどんな子だったのか、

時々笑いありの涙のスピーチ。

有子先生の大好きだったユーミンのBGMに乗せてのスライドショーや
肉声のテープを聞いたり、アルバムを見たり
愛用の品が展示してあったり

お別れの会_f0089225_1538414.jpg


この会に参加できて

ますます有子先生が そして有子先生のご家族が
大好きになってしまいました。

その日の東京は、まるでカリフォルニアのように爽やかで風が心地よく、
色とりどりの花が咲き乱れる日比谷公園の松本楼は
神様の祝福を受けているかのようでした。

お別れの会_f0089225_15283054.jpg



やっと やっと 岡田有子先生が亡くなったことを
受け入れることが出来ました。

先生から教わったことを大切に伝えて行きたいと思います。

そして いつか あんな女性になりたいです。


お別れの会_f0089225_15385713.jpg

by ShinobuYuhara | 2014-04-14 15:28 | 女性として
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