立ち位置



学校期間はイギリス人家庭に日本人女性3人でホームスティしました。

出身地もバラバラな初対面の中学生と高校生、そして私。

中高生といったら 1年先輩=神 みたいな時期。

イギリスでは、我々3人は 同じ学校に通う仲間なんだし
私は年上のクラスメート「しのびん」でいこう!と決め、

指導者モード
母モード

は 2週間封印することにしました。


相手が14歳だろうと、トモダチだと思うと
見方が変わってきます。

最初は、時差ボケと慣れない環境と、英語のシャワーに戸惑い
固まっていた2人ですが、だんだんとほぐれてきました。

(自分も経験あるのでよく分かります)


ホストマザーからの質問に

救いを求めるように私を見るだけだったのが

・・・ (うなづくだけ)

Yes・・  (蚊の鳴くような声が出るようになり) 

Yes, please. (プリーズがいえるようになり)

Yes, please! Thank you.♪(ありがとうが言えるようになり)

最後はようやくそれに自然な笑顔が加わりました。


長い道のりだったけど、
ぐっと我慢して余計なことは言わず

先輩として受け答えのお手本を示すようにしただけ。
自分で【気づく】ことが大事だと思ったから。

私に頼らないように 極力 席を外して 
直接 話さなければいけない環境にしたり

わざと別行動をとったりしました。

最初は部屋に引きこもりがちだった2人だけれど
最後の頃は、リビングにゴロゴロして
すっかり家族のようにリラックス。

学校でも、12歳から17歳までの子達の
年の差がもう分からなくなりました。

教師でもない
引率者でもない

現地参加の外国人でもなく
ホストファミリーでも
現地コーディネーターでもない「しのびん」は

先生には 言えない愚痴とか
人間関係の秘密とか
恋の悩みとか

言いやすいのか?

LINEの仲間に入れてもらったり
クラスメートの一員としていられたのは
なかなか心地よかったです。


最後の寄せ書きは、見るだけで泣けてきます。


もう一度 青春させてもらったなぁ。



息子に再会した瞬間、龍宮城の玉手箱を開けたような気分でした。

会う前と後の写真、1時間ぐらいしか違わないのに
母親モードになって、ぐっと老けたの~(爆)

帰国してからも 彼らと ポツポツメールのやりとりしてますが、
いまは なんだか 不思議な感じです。
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by ShinobuYuhara | 2014-08-26 17:38 | 人として | Comments(0)
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