嗚呼スーツケース



去年、スーツケースそのものが重くて荷物総重量が30キロ超で
持ち運ぶのに大変苦労したので(超過料金も往復で二万円払った)

今年は引率だし、もたもたしてられないし

と、サムソナイト製【世界一軽い!最新型】を
思い切って大枚はたいて購入したのに


出てきたら車輪が(一個)ない!


って、どーゆーこと!?


皆の荷物は無事なのに。



そうです。 破損していた荷物って よりによって私のでした。



何度も飛行機乗ってるけど こんなこと初めて。
(荷物丸ごとなくなったことはあります)



ここで、バゲージクレームの列に並ぶか
涙をのんでそのまま出るか



ただでさえトラブル続きで到着から大分時間が過ぎている。

まだ、携帯は通じないエリア。

外で待ちぼうけの出迎えの人とは連絡取れない。

引率は私ひとり。

2人いたら、1人に出てもらって事情を説明してもらうことができるのに。



さぁ、どうしてやろうか・・どうしてやろうか・シャー。



一瞬のうちに、いろいろな考えが頭を駆け巡り、脳みそが酸欠になりました。



いま、ここで 申請しないと修理の保障がきかないし、
そもそも そのままずっと壊れたスーツケースで移動し続けることになる。

(腰やばいよね)


ええい! と みんなに その場で待っててもらい 列に並びました。


まぁ、その列の進むのが遅いこと遅いこと。
中断あり、割り込みあり、無駄話ありで
イライラMAX。


私に待たされてる子ども達がぐったりしてるのが遠くに見える。


自分だけならいくらでも待つけど、空港の中と外で大勢の人を
待たせてると思うと・・・私、すごい形相してたと思う。


そしてついに 英語で怒鳴ってしまいました。

「ねぇ! 私、チョー急いでるんでだけど! 荷物壊されて困ってるんだけど!
ツアーの引率だから これ以上 待てないんだけどー!?
なにだらだら やってんだよ!」 ←葛飾のヤンキー


周りのみんながギョっとして振り向き


カウンターの太った黒人女性が、慌てて立ち上がり


「まぁまぁ まぁまぁ、落ち着いて。分かった分かった。
全てうまくいくようにするから。 どうどうどう。」



と、暴れ馬をなだめるようにカウンターの外に出てきて

そのあとは、あっさり手続き終了。


(なんだよ、やればできるんじゃねぇか)



そして やっとやっと 待ち合わせ場所に出てきたら



「もー、どうしたのー?」 と待ちくたびれたみんなが駆け寄ってきてくれた。



私のことは もういいから みんな先に行ってくれ・・・



と 生きるのを諦めた遭難者みたいな気分でした。



ともかく 日本で第一報を待っているご家族のために

SNSには「ヒースロー現地集合組とも合流、無事英国入りしましたぁ♪」と
ノーテンキにUPしてたけど集合写真の笑顔に無理がある(爆)のを
見抜いた人はいたかしら。


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数日後、現地のKayoさんのお陰で スーツケースは
無償で修理され無事にホテルに届けられました。

その後の移動は信じられないほどラクになったので
あの時の判断は正しかった。
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by ShinobuYuhara | 2015-08-21 10:13 | 人として | Comments(0)
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