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軟禁合宿


週末 のすけが発熱し、参加が危ぶまれたのですが
締め切りをとっくに過ぎてから出発ギリギリに申し込み
無事に二日間のボイトレ合宿に参加してきました。

とある宿泊研修施設に軟禁状態になることは承知の上で
詳しい内容は知らされないまま Jump in してきました。

集まったのは 講師を入れて40人弱の男女。

たまたま同室になった方は 同時通訳の女性でした。
他は 人工衛星を作る人だったり セミナー講師だったり、
バレエダンサーだったり、ギタリストだったり、
体操選手だったり、デザイナーだったり、多種多様。

舞台つきの 小さなホールのような場所。

マッサージ、ストレッチから始まって、ステップ、発声…
いつかTVでみた劇団四季の基礎練習のようです。

声帯を守るために こまめに水分補給、そして排出(トイレ)
夜10:30まで延々と続くレッスン。自由時間なし。
声を出し続けているのに不思議と声が枯れません。
疲れも感じません。


譜面が与えられ、そこで鳥肌が立ちました。


テーマは「タンザニア」 
イメージは「大地・動物たち・誕生」
曲は「スワヒリ語」で書かれたアフリカ音楽だったんです。



「ライオンキングみたい・・・」と誰かがつぶやきました。



4グループに分けられ、パート練習。
先生のちょっとしたアドバイスで どんどんよくなります。
何度も何度もリハーサルを重ね、舞台の上で 本番!
3曲のメドレーはプロのカーテンコールのような迫力で
自分がすごく上手く歌っている錯覚に陥りました。

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翌日は 「声のオーケストラ」 をやりました。


子どもの頃から ずっとソプラノだった私が
男性陣に混じって「テノール」を歌うことになり、
ノドで奏でる楽器は「チェロ」と指定されました。

全員揃うと うっとりするような美しいハーモニー。
「響きの球体に包まれて浮いている」感覚を味わいました。


小食な私が どんぶり飯をペロリと平らげてしまう程
エネルギーを消費した この合宿。

初対面の人たちと たった二日間で家族のようになりました。
自分の かたよった視野も ぐーんと広がりました。
いろいろな職業の裏話も聞けたのも収穫でした。


同業者の全くいないWSも いいもんですね。
by ShinobuYuhara | 2007-02-12 23:30 | 人として
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