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ケンカの仕方(保存版)


ミッキミキさんに教えていただいた「森の声」さんのブログ。
毎回とても勉強になります。

今回の「ケンカの仕方」保存版だなぁと思ったので抜粋。

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○すぐに相手の土俵に上がってしまう

 相手が“バカ”と言ってきたとき、
 こちらも“バカ”と言い返したら相手の思うつぼです。
 でも、真面目な日本人はすぐに相手と同じ土俵に上がって
 (上げられて)しまうのです。
 でも、その土俵は相手が用意したものです。
 だから、その土俵には相手に都合の良い仕掛けが
 いっぱい仕込まれているということを忘れてはいけません。

 ケンカはどうやって相手を自分の土俵に乗せるのか
 ということがポイントなんです。
 “バカ”と言われたら、“そうかも知れませんね”と
 切り返せばケンカにはなりません。(たとえばですよ)

 それだけでなく、こちらが主導権を握ることができます。
 それと、つねに相手より大きな視点で物事を考えている
 必要があります。
 
 ケンカは同じレベルの者同士の間で起きるものです。


○小さなプライドにこだわってしまう

 ケンカをしていると相手はこちらのプライドを
 傷つけるようなことをわざと言います。
 そこで小さなプライドを守ろうとすると、
 相手の思うつぼです。
 もしくはケンカがエスカレートします。
 ただし、我慢するのではありません。
 私のプライドはそんなに小さくないと自覚することです。
 “バカ”と言われただけで傷つくようなプライドなんて
 大したことありません。

○真面目な日本人は“真面目に話し合えば分かり合える”
 などと考えていますが、これはナンセンスです。
 全く異文化で育ったもの同士が理解し合えるとは考えない
 ことです。そして、日本人は真面目に相手をし過ぎるので
 話がこじれてしまうのです。そして、結局ケンカになって
 しまいます。
 “分かり合える”ことを目指すのではなく、“共存”を
 探りましょう。そういう方向性なら話し合いも成り立ちます。
 ケンカも収まります。

○“真面目”ということは価値観が単一だということでもあります。
 価値観が単一だからぶつかりやすいし、
 また簡単に操られてしまうのです。
 多様な価値観を身につけましょう。
 そうすると、相手の考えが見えるようになります。
 また、子育ても楽になります。


○謝るべきところはちゃんと謝りましょう。

 へんな意地を張らないことです。
 自分が意地を張れば相手も意地を張ります。
 すると、意地の張り合いだけのばかばかしいケンカに
 なります。
 (日本の政治家はこの意地の張り合いが好きなようです。)


○ただし、話しをちゃかしてはいけません。

 相手の気持ちをちゃんと受け止めた上で、
 相手が気付いていないもっと大きな視点を持って
 相手のためになるように相手をするのです。
 相手が明日の心配をするのなら、
 あなたは未来の心配をしてあげるのです。


○自分を守ろうとするとケンカになります。

 人に、“死ね”、“殺すぞ”と言うような子は
 (実際いるののです)自分が死にたい子(悲しい子)
 なんです。自分の生命を否定しているから、
 相手の生命も否定するのです。
 そのように、相手の言葉が相手のどのような
 心とからだの状態から出ているのかと言うことを考えると
 ケンカにはなりません。

 攻撃的な言葉を吐く人(子ども)は自分を肯定できない人
 なんです。
 ですから、攻撃的な言葉にただ自分の身を守ろうとするだけ
 だとケンカは収まりません。


○ユーモアを忘れないように

 日本人はこのユーモアが苦手な民族のようです。
 だから、生活を楽しむことが出来ないのです。
 また、子育ても苦しくなるのです。
 ユーモアは生活の潤滑剤です。
 ユーモアがあればケンカなど起きないと思います。


○笑顔を忘れないこと

 ニコニコしている相手とはケンカがしにくいものです。
 でも、真面目な人はすぐにムキになってしまいます。


○相手のテンポに飲まれないこと。

 相手が怒っているときには“ちょっと待ってください”
 と相手にまってもらうとテンポを取り戻せます。
 ただし、笑顔を忘れないように。


子どものケンカも、大人がこのような視点で見守っていれば
適度なところで収まるのではないでしょうか。
 しつけも同じです。
町中で子どもをムキになって怒っているお母さんを見ていると、
子どもと同じ意識レベルで怒っています。

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ミッキミキさん ありがとう!

森の声さんのブログ
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by ShinobuYuhara | 2007-08-15 07:14 | 人として
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