福沢諭吉の「学問のすすめ」
冒頭(天は人の上に人を造らず・・・)は有名ですが
最後に何が書いてあるか知っていますか?
最後の第17編「人望論」の また最後で 次の3点を論じています。
1・言語を学ぶこと
分かりやすい日本語を用いて分かりやすい表現をせよ
2・顔色容貌を快活にせよ
苦虫を噛み潰したような顔をしていたのでは人は寄って来ない
人と人が接触するところで発展がある。
顔色容貌の活発愉快なるは人の徳義の一箇条
3・専門だけに閉じこもらずいろんな人と交際せよ
旧友を忘れず 新友を求め 様々な方法で交際を広げよ
人と仲良くせよ
お正月の朝日新聞「あすへの話題」というコラムの抜粋ですが
印象に残ったので切り抜いておきました。
上記コラムの筆者(東京大学教授 北岡 伸一氏)は
「立派な学者は 概して謙虚なものである。謙虚にしていないと
周りはなにも教えてくれないので損をすることになる。
福沢の3つの教えは当たり前のことで簡単なようだがそうでもない。」
等、加筆しています。
学問のすすめ は 論語 が もとになっているそうです。
お札になる人は ちがうねぇ。