クリーニング屋さんのおばちゃんに
「あんた! いつも いいよねぇ。」と突然 大声で言われました。
「へ?」
「あまり こだわらない性格でしょ?」と街頭の占い師みたいなことを言うので
「ええ、まぁ。」と曖昧に答えて(そそくさと去ろうとすると)
「やっぱり! いつもウワサしてたんだー、パート仲間と。
あたしは、こう見えてくよくよ悩む性格だからさ。疲れんのよ。」
「私だって悩みはありますよぉ。」と反論してみると
「でも引きずらないでしょ?」
「たいていのことは、忘れますね。」
「ほらね! ああ、あたし、あんたみたいになりたい!
あんたはね、息子さんのお嫁さんとも絶対にうまくやれるよ!」
「そりゃ どうも。」
「だから 気にすんじゃないよ! そのまま天然でいてね。」
(気にしてませんけど)
「あの~、これって、私 褒められてます?」
「ヤダ!褒めてんのよぉ! そうやって分からないところがいいんだよ!
ダンナとバランス取れてるよ。これからもがんばってね!!」
「あ、はぁ、ありがとうございます・・・」
なんなんだ?
「お風呂入ってて 髪の毛洗ったか忘れてまたシャンプーしちゃうこと
ありますよね?」と 調子に乗って言うと
「あ、それはない。」とバッサリ斬られました。
無念。