毎年、スリッパ並べたり、受付準備したり、桜茶を淹れて和菓子出して、
主賓の御花を胸に飾ってあげたり、バタバタしていたのに
今日はPTAじゃなくて「送られる側」という状況がなんとも落ち着かない。
黄色いTシャツを着ないで客席で見学している感じ(笑)
一人ひとり 椅子の下にヘルメットを置いて、という卒業式。
(あれ、余震?)って 思ったら自分が揺れていただけだったりして
せめて、卒業証書授与がちゃんと最後まで出来ますように
という祈る想いで見つめていました。
だから 無事に終わってよかったね~ という気持ちが強かったです。
体育館から校門まで 長い長いお花のアーチの下をくぐりながら
拍手で「おめでとう」「おめでとう」と皆に祝福されたら
さすがに ぐっときました。
夜の謝恩会(お食事会)は 中止。
その代わり 卒業リサイタルに来ませんか?とNくんが招待してくれました。
野球少年のNくんが自宅でバイオリン独奏会を開く!?
「子供でも飲めるワイン」を手土産に伺うと
既にNくんちには 人が溢れていました。
そして始まったリサイタル。
ギャーギャー騒いでた子達がシーーーン。
いやー びっくりした!
アンコール含め 9曲
完璧でした。
「情熱大陸」なんて、葉加瀬太郎か?ってほど。
最後は みんなが涙していました。
すごくあったかい リサイタルでした。
「これ、定期的にコンサートしなよ。」
「お金とっていいから!」
「また聴きたい!」
「すごい」
と
ママ達と盛り上がりました。
能ある鷹 Nくんを見つめる女子の目がハートになっていました。