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こんな手術でした1




(前回のつづき)


14階での検査&診察終了後、手術の受付まで時間があったので
11階にある、ワンデーレーシック患者専用待合室に行きました。


近未来的な細長い空間に 一人がけの椅子が窓のほうを向いて
3列に並んでいて その ほとんどの席が埋まっていました。

両脇が壁で 前にしか窓がない、動かない新幹線みたい。
誰もしゃべらずに黙ってじっと座っています。


(今日検査して、今日手術する人が こんなにいるんだ!?)


手前の席が一つ空いていたので そこに座り
雑誌が置いてあったので パラパラめくったり うとうとしたり


各自、時間が来たら いなくなるので 
気がついたら メンバーが入れ替わっていました。


あまりにも静かで居心地が悪かったので 30分もフライングして
13階の手術受付に行ってしまいました。


252番という札をもらって首からぶら下げます。


待合室は ホテルのロビーみたいに広々とした部屋で  
首に番号札をかけた人達がびっしり座っています。


待合室のTVモニターでは「ドクターヘリ」というドラマの再放送を
やっていて、手術が失敗する場面が出てきて、テンション下がりまくり。


(誰かチャンネル変えてくれぇ)



番号と名前を呼ばれ、また検査。検査。検査。診察。
(一日に あまりにもたくさんの検査をしたので省略)


そして 別の待合室に通されたあと6人ぐらいずつ名前を呼ばれます。



絶叫系アトラクションに乗る感じ♪
(ちょっと楽しげ)



満面の笑顔の若いおねえさんが やけに明るい調子で

「お待たせいたしました~。いまから2時間ほど
おトイレに行けませんので ここで済ませてくださいねー♪」


慌ててトイレに行き 戻ってくると


「はーい。 みなさんお揃いですかぁ? では手術室にまいりましょう!」


と エレベーターでゾロゾロ別のフロアへ移動。


そこで全ての持ち物をロッカーに預け 
アクセサリー類も外し
スリッパに履き替え
髪を左側に束ね

メッシュのシャワーキャップのような手術帽を被り
麻酔の目薬をされると実感が湧いてきます。

衛生管理のためか 手術フロアは冷房が効き過ぎいていて
毛布が置いてありました。


そして最後の最後の検査と診察。


先生と「本当によござんすね?」


みたいなやりとりのあと最終待合室へ。



寒いし、薄暗いし、狭いし、お通夜のように静まり返っています。


老若男女 全員が「パーマをあてているおばちゃん状態」です。


可笑しいけど緊張のあまり笑えない。



ひとりだけ

「きんちょうしますよねー。ねー? あー、きんちょうするぅ。どうしよう」
と 喋りまくっている落ち着きのない女性がいました。



(みんな緊張しとるんじゃい! ちょっと黙っとけ われ~) ← 人格変わってる私



その女性が先に呼ばれて

「きゃー、よばれちゃった! ヤダー! いってきまーす!」と
彼女が いなくなったあとは静けさ倍増でした。



すごく長くなっちゃったので つづく(笑)
by ShinobuYuhara | 2011-08-24 11:03 | 人として
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