会社員時代に、新人さんのミスを指摘したら
「だったら 分かるように教えて下さい!」
と言われ愕然としたことがあります。
自分が新人の時は
「とにかく先輩に言われたことを言われたとおりにやれ!」と叩き込まれ
「これって なんのために・・・」と質問しようものなら
「つべこべ言わずにさっさとやれ!」と叱られていました。
だから
今 自分がやっている作業が、どこに繋がっていくのか
よく分からずに ただ、こなしていました。
そのうち
(ああ、こういうことだったんだ!)と分かってきましたが
これって 最初から全体像を見せてもらったほうが効率よかったかも。
当時は まだ青かったので 後輩にも自分が教わったとおりのやり方を
強要し、新人類の後輩には噛み付かれ、ストレスを抱えていました。
(小学校のPTAは そんな古い体制のまま のところが多いですね)
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つらつら考えていて、昭和の体育会系は そんなだったなぁって。
理不尽な決まりのオンパレード。
先輩は神様。
先輩の言うことは絶対。
先輩に口答えしてはいけません。
的な 部活動で
「立場が上の人は絶対」説を刷り込まれてきたために
(部活は楽しかったけど)
社会人になっても そのまま何の疑問も持たないで仕事していました。
「考えない子」の出来上がりですね。
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そこで、
後輩からのカウンターパンチをくらい、目から★が飛び出たわけです。
相手が分からないのは指導が悪い という指摘は
よく考えたらその通り。
なんにも知らない人への教え方が 出来てなかったからです。
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親から あれこれ手出し口出しされて育った「考えない子」が
分からないことを わからない って言えないのも
そんな原因もあるのかもしれないなー。
考えない体質の親が さらに 考えない子を 育ててる・・・。
見えない連鎖ですね。
やさしい虐待といわれる所以かも。
あ、いま、考えてるじゃーん!>じぶん