名曲 「さよならぼくたちのほいくえん」
新沢としひこ 作詞 島筒英夫 作曲 で知られている
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盲目のピアニスト 島筒英夫さんがうちの中学校に来てくれました。
【2年生だけのためのピアノコンサート(保護者観覧可)】
島筒さんは 2歳のときに網膜芽細胞種という病気にかかって、
御両親は「眼球をとりますか?とらないでおきますか?」という
究極の選択を医師から迫られたそうです。
そのままにしておくと再発するかもしれない。
そうなると命が危ないかもしれない。
でも 肉眼を残しておけば、目が復活するかもしれないし、
その時点で光くらいは感じる力が残っていたかもしれません。
手術してしまうと2度と見える世界に戻ってこれないし、
かすかに残っていた光を奪うことになるんです。
島筒さんのご両親は「とる」を選びました。
とにかく「生きていてほしい」という一心で。
そして「見えなくても音を楽しむことができるから」と
当時は珍しかったピアノを6歳から習わせました。
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「見えないからこそ、目が見えていたら縁がなかったピアノのおかげで
今僕の人生は眩しいほど輝いています」
島筒さんの力強い言葉にとても感動しました。
そして
宝物のような言葉を いくつも シェアして下さいました。
●逆境は宝物への入り口
今つらいことは将来の大事なことにつながっているんだよ
●黄金の手
君には、いろんな手が差し伸べられていることに気付いて欲しい
生きていることは奇跡 感謝の気持ちを忘れないで
そして
勇気を出して 手を差し伸べる人になろう
誰かのためになれることは幸せなこと
人は必要とされるとパワーが湧く
●まずは知ること 受け入れること etc.
盲目とは思えない鮮やかな指さばきでのピアノ演奏と歌。
合間のトークもウィットに富んでいて面白くて。
1 さよならぼくたちのほいくえん(ようちえん)弾き語り
2 ショパン 雨だれ
3 ドビュッシー 雨の庭
4 ベートーベン ピアノソナタ 月光より 第一楽章~第三楽章
そして、生コンサートリーディング!
5 モチモチの木 弾き語り
6 世界がもし100人の村だったら 弾き語り
ハア~ すんばらしかった!
なのに なのに 保護者 2名しかいなかった!!
超もったいない!!!
とても贅沢な時間でございました。
今週は、イベントづくしで4日も中学校に足を運んでいます。
あ、小学校にも(読み聞かせで)1回行きました。